医療法人一明会 井田医院

内科・呼吸器科・アレルギー科

☎  0567-26-2676
 

※上記QRコードを読み取っていただきますと、一般の携帯からは携帯サイトが、 スマートフォンからは、スマートフォンサイトが閲覧可能です。

花粉症について

花粉症とは

現在、日本人の約20%が花粉症だといわれています。

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻みずなどのアレルギー症状を起こす病気です。(季節性アレルギー性鼻炎・結膜炎とも呼ばれています。)

原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状が出ます。
日本では、約60種類の植物により花粉症を引き起こすと報告されており、春にはスギおよびヒノキ、夏にはイネ科の植物であるカモガヤ、秋にはキク科の植物であるブタクサやヨモギなどが有名です。

症状は、鼻の三大症状だけでなく、目の症状(かゆみ、なみだ、充血など)を伴う場合が多く、その他にノドのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります

 

花粉の飛散時期

2011年春のスギ・ヒノキ科花粉総飛散数は、2010年6~8月の気象条件と9月中旬のスギ雄花の調査結果から、過去10年(2001~2010年)平均と比較して近畿及び東日本で1~2倍になる見込みです。また、中国、四国、九州では0.3~1.1倍になる見込みですが、10年平均自体が、近年増加傾向であることにご留意ください。少量飛散であった2010年と比較すると、東日本では東海を除いて1~6倍、西日本では近畿を除いて1~4.8倍程度の飛散になるものと思われます。また東海は10~16.5倍、近畿は4~10倍となります。
2011年春のスギ・ヒノキ花粉に関しては2月上旬頃より4月の上旬頃までは飛散すると言われています。

 

花粉症の治療

当院では、花粉症に対しては内服薬と点鼻、点眼薬による治療を実施しております。
内服薬は抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬を中心とし重症な患者様に対してはステロイド薬による治療を実施してります。
また鼻水や眼のかゆみに対してはステロイド点鼻薬や抗ヒスタミン薬配合の目薬を処方します。